商品のご案内 > ブルーベリーソース > ブルーベリーものがたり

第1話 『初めて手にした かわいい果実』 〜1986年〜
 高原の果実という印象の深いブルーベリーがこの町田で、それも木曽町という街の真ん中で作られていることに驚く方は多いと思います。
 →町田のブルーベリー生産者 
浅沼さんの畑

 私たちもそれを知ったとき、びっくりしました。それも日本のブルーベリー栽培の草分と聞いた時にはさらに驚きました。そしてそのかわいらしく美しい実を手にしたときはとても嬉しく、早く素敵な製品にしたくなりました。

 真っ先にやってみたのは、ジャム作り。でもブルーベリーと砂糖だけではなかなかジャムにならないのです。困りました。あれこれしているうちにこの果実には「ペクチン」という粘度をもたらす成分が少ないようだと、やっと気付きました。

 余計なものは使いたくないというのが、私たちのモノ作りの第一歩。ペクチンをいれなかったらジャムにな

らないのなら、いっそこの美しい粒々を残したサラサラの状態でいいのでは?と考えました。せっかくモギたてのキラキラした実を手に入れることができたのに、長時間煮たり、添加物を加えたりするなんて、自然に対するボウトクだ思いました。サラッと煮ることでかわいらしい粒はそのまま残り、美しい赤紫の色は鮮やかさを留めました。

 白いプレーンヨーグルトにかけたら、そのコントラストも抜群なら、味もしっくりまざり合って得も言われぬおいしさ。「ヤッタネ、コレダ!」と、日本で一つ、或いはひょっとして世界で一つと自負する、混じりっ気なしのソースが生まれました。

 当初、軽井沢の大メーカーの工場へ納めていた生産者のブルーベリーは、この年以来18年、我が「凡」で全量引取りを続けています。そしてとうに、それだけでは不足するほど皆様に愛用されるようになりました。
 
〇● つづく ●〇

第2話  『突然のブルーベリーブーム』 〜1997年〜
 世を挙げての飽食の時代、成人病や太りすぎへの恐怖など、メディアから流される食を巡る情報が世の中を席巻し、機能性で食品を選ぶ傾向が出てきました。ブルーベリーも成分のアントシアニンがテレビゲームやパソコンなどによる目の酷使と衰えに効果がある 、と、もてはやされ始めました。

 突発したこのブルーベリーブームは私たちを後押しするよりもまず困難をもたらしました。価格は急騰し、原料の国内産ブルーベリーが入手困難になったのです。

 すでにブルーベリーは地元・町田の生産者からの原料だけでは注文に応じきれなくなっていましたが、ブー

ムの起こる以前は不足の分は冷凍された原料を、必要な分を必要な時期に手に入れることができました。ところがこのブームをきっかけに生果の需要が沸騰。国内産ブルーベリーの供給は生果のパック販売、産地での観光摘みとりでいっぱい。とても加工原料にまわるものなどなくなりました。

 このときになってやっと私たちはブルーベリーの市場流通についてあまりに無知だったことに気づきました。小さな実を一粒一粒手で摘みとる手間、収穫作業が夏の農繁期に重なること、これまでさほど需要がなかったことから、せっかく実がなり始めた木を切り倒してしまった農家もあったことなどを知りました。
 ●〇● つづく ●〇●

第3話  『国産と外国産の選択肢』  〜1998年〜
 事業の主力商品に育ちつつあるこのブルーベリーソースを欠品しないためにどうしたらよいか。またこの現象でさらに高まった需要にどう対処するか。

 一般に流通しているブルーベリーの加工品は、まずほとんど外国産原料を使用しているといってよいでしょう。ブルーベリーはもともと無農薬栽培が可能な寒い国の自生植物。外国から量も価格も安定供給されているのです。

 これまで全製品に国産農産物を限定使用してきた私たちが、外国産原料を使用するのか。それはとても一度の会議で決断できることではありません。話し合いが続きました。

 そして、これは緊急避難措置あること、事業継 続のためには柱になったブルーベリーソースを欠く経営の難しいこと、そして何より原料の農園が確かなことが決め手になり、外国産(カナダ産)原料使用の製品を国産原料製品と別立てにして販売することにしたのです。

 製法はもちろん国産原料を使ったものと同じ。農薬検査結果を待ち、初めての輸入素材製品がスタートしました。国産素材との違いと特徴もわかってきました。ハイブッシュ種のカナダ産原料は大粒で実がやわらかく酸味が少なめ、糖度が低くても甘く感じます。一方で国産原料の程よい酸味はおいしさを引き立てます。味だけでなく価格の面でも、お客様の選択肢が広がるという良い結果も生まれました。
 ●〇● つづく ●〇●

第4話  『ブルーベリー熱は冷めず・・・』

 国産ブルーベリーの価格は高値のまま、一向に下がる気配を見せません。一般的に果実のブームは2〜3年で衰退すると言われますが、今回は市場関係者も驚く長さです。

 ブルーベリーの木は苗を植えてから本格的に出荷できるまで約5年かかります。しかしブームが始まって6年以上たった今日でも 、生産量不足という構図のまま。加工用として出回る絶対量が少なく、加工原料市場が形

成されていません。それは、ほとんどが生食流通と産地での観光農園摘み取りで消化されているからです。

 一方で生食ばかりでなく加工品の人気も高まり、ブルーベリーはジャムの人気御三家(いちご、ブルーベリー、マーマレード)のナンバー2の位置を占めるようになりました。
 ●〇● つづく ●〇●

第5話  『凡の製品加工の基本は納得の手づくりです』

 家庭で作られてきた食べものがどんどん工場生産品に取って代わられ、それと同時に味や安全性に疑問や不安が抱かれるようになりました。私たちは問題を提起し改善を求める運動と並行して、市販にないなら自分たちで作ってしまおう!と、手仕事として受け継がれてきた技術を農産加工に生かそうとしました。

 果実に砂糖を加えて煮る。酸味が足りない場合はレモンを加える。それが家庭での作り方。一方で市販されるジャムの多くはペクチン、増粘多糖類が使

用されています。原料を水増しし、 薄まった分は香料で補い、ペクチンで固める。製品の成分表示を見れば一目瞭然。そんな製品の原料果実の比率は一体どのくらいなのでしょうか。

 しかし凡のブルーベリーソースは一切水で増量していませんから、一瓶あたりの約55%が果実です。<おいしさに力がある訳はここにあり>と胸を張ってお伝えできます。
 ●〇● つづく ●〇●






こんな商品を手作りしています! : ブルーベリーソース > いちごジャム > うめジャム > プルーンジャム > 紅玉りんごジャム > キウイジャム > にんじんジャム > ゆずマーマレード > レモンマーマレード > 甘夏マーマレード > りんごとしょうがのミックスジャム > しょうがシロップ(しょうが紅茶に!) > ゆずシロップ > はちみつとレモンシロップ > かりんシロップ > うめシロップ > しそシロップ > ブルーベリージャム(ソース)の作り方の詳細